リパブリックP-47Mサンダーボルト
第二次大戦中のアメリカ陸軍航空隊を代表する傑作戦闘爆撃機P-47サンダーボルト。後期に生産されたタイプではスピードブレーキを装備し、垂直尾翼前方に横方向の安定性を補うドーサルフィンを取り付けた機体も見られます。P-47Mはその数多い派生型の中で高速化する敵機に対応するため開発されました。最大出力2800馬力のP&WR-2800-57エンジンとCH-5排気タービン過給器を搭載して実用レシプロ機でトップクラスの756km/hを発揮。大戦終盤の1945年1月から第8空軍の第56戦闘航空群に配備され、強敵であるドイツ空軍のジェット戦闘機Me262を撃墜する戦果もあげたのです。
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